辺境で枯れる

釣りが好きで好きでたまらない変態が、津々浦々の魚たちを相手に繰り広げる死闘をゆる〜く書きつらねています。

東京湾のクロアナゴ

 5月20日東京湾の釣り船「Knot Enough」さんにお願いして、日本最大級のアナゴ・クロアナゴを狙ってきた。同行メンバーは、僕を含めた立教大学の釣り部員4人+日大に通う釣り好き1人の5人。

 

クロアナゴの仕掛け・釣り方

 このクロアナゴ釣り、極めてシンプル。PE#4~の極太ラインに、ナイロン100lbを結束し、カンツキ針と20~35号のオモリを用いたドロップショットを作るだけ。あとは、アジやイカを針に縫い刺しし、クロアナゴの潜む海底付近をノックしながら探る。(クロアナゴを釣り上げるだけであれば、もっと細いラインシステムで獲れるのだが、オモリや針のひっかりやすいハードボトムを探る釣り故、太い糸が必要なのだ。)

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 仕掛け。ドロッパーループノットで針を結束し、余った糸で作った輪っかにオモリを通す。都合により、ナイロン60lbと4号オモリで即席で作ったが、本番はこれらがナイロン100lb,20~35号のシンカーに代わる。

 

 オモリで海底を小刻みに、リズミカルに2,3回叩いた後、数秒間止める。アタリは小刻みに竿先を引き込む感じで出る。クロアナゴに限らず、長ものの魚は居食いする。アワセを入れるチャンスは、このアタリが出ている最中で、食っていることを確認したら鋭角にフックを口に叩き込む。後は、底から引き剥がし、リフトする。決してドラグを出してはいけない。ドラグ負荷の高いオフショアリールや、ベイトリールで有無を言わせず引き上げる。

 

当日の様子

 入れ食い間違いなし、というネットの情報を信じて行ったのだが、船長も首をかしげるほどの低活性。けれど、粘り強く探り続けていると僕の竿に魚信が来た。つかさずアワセを決め、今年新調したアブのレボXで巻き上げる。

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2kgぐらいの小物。ディアモンスターMX-7+レボX(ドラグ8.1kg)のコンビではいささか役不足か。でも、初めての一匹はいつも嬉しい。やっぱり足が震える。

 

 その後、同船した友人たちにもようようクロアナゴが揚がり始める。ここ2年ほど様々な場所へ共に釣りに行っているたくちゃん。立教釣り部の元部長。

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立教釣り部長のぐっさん。

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乗船した5人中、4人にクロアナゴが釣れたのでホッとしていると、僕の竿に再びバイト。合わせると一匹目とは全く重みの違う引きがディアモンを引き込む。オフショアの要領でリフト⇨高速で糸ふけを巻き取る、を繰り返し、勝負あり。水面に浮いたのは、4kgを超える納得サイズだった。

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おまけ

 噂に違わぬ釣れっぷり……ではないけれど、僕も同行者たちも結構満足。ただ一人、日大から来てくれたカケルくんは結局オデコ。とても悔しそう。っと、船長から大サプライズ。帰りにシーバスポイントを幾つか回ってくれるという。夜の船上で歓声を挙げる釣りジャンキーたち。

 船長が回ってくれたポイントは、かなり魚影が濃く、イナっ子(ボラの子供)を追ってシーバスが盛んにボイルしている。釣れない、釣れないと言われ続ける東京湾でも、やっぱり沖に出ればパラダイスはある。

 

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ルアー釣りは初めての新入部員・明星くんもこの通り、小さいながらも初キャッチ。

そして、クロアナゴはホゲてしまったカケルくんも……

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この通り。諦めなくてよかったね。

 

 20時からの3時間便だったのに、結局午前2時までガイドしてくださった良い人すぎる「Knot Enough」の船長さん(海の男らしいナイスガイだったのですが、残念ながら写真持っていませんでした)のおかげで、最後は全員笑顔で帰ることができた。

東京湾でクロアナゴを狙う時は、ぜひ「Knot Enough」をご利用ください。本当にオススメ。

 

タックル

 最後にタックルについてですが、正直何でも良い。今回僕が使ったのは、

<Rod>Dear Monster MX-7(Monster Kiss)

<Reel>Revo X HS (PFJ)

<Line>Avani Vamos #5×65m + Nylon 100lb (VARIVAS)

というタックルシステムでした。ロッドはブラックバス用のヘビークラス以上に匹敵するならば何でも良いです。リールも、スピニング・ベイト共に使用可ですが、個人的にはベイトがオススメです。クロアナゴ釣りはいかに底からオモリを離さずに探れるかがキモなので、クラッチのオン/オフが親指一本でできるベイトがあると底の地形に合わせた量のラインを瞬時に出し巻きすることができます。ラインはPE#4~を50mも巻いておけば十分です。